省エネ対策で階段口に引き違い戸設置:川崎市高津区


今年も押し迫ってきましたが、
12月に入ってから階段口の仕切りの取付依頼が多いです。
階段から入ってくる冷気には、ホント、冷えます~。

ではでは、最近の施工事例から。

これは施工前の階段口。
1階へ下りる階段と3階へ上がる階段が隣り合わせになっています。
このような場合は、折れ戸だと2台設置か、
2枚の引き違い戸1台の設置になります。

今回は引き違い戸。
製品はタチカワブラインドの間仕切りプレイススウィング「引戸」。
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まず、補強も兼ねて高さ調整の板を設置し、
引き戸が入る位置の高さの差を規定以内に合わせます。
差が大きいと、後でパネルの調整が難しくなり開閉がスムーズにいかないことがあります。

左壁には壁面カマチが入りますので、袖壁(木下地)を設置。
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このように壁紙を貼りますと、後付け感が無くなります。
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袖壁に壁面カマチ、天井に上レールを設置します。
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上レールの端からパネルを入れます。
プレイススウィングは上吊りですが、下レールでも支えます。

下レールは「フラットガイドレール」、3mm厚の薄いレールになります。
これは接着テープで設置。
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取付完了。
階段口を全閉した状態です。
引き違い戸ですので、片方を開けるともう一方が塞がります。
同時に両方は全開できませんが、不自由さはあまりないようです。
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プレイスウイングは細身のフレームでスタイリッシュ。
特に「ブラックのフレーム+採光窓がクリアー」の組み合わせが人気のよう。
最近では「フレームのデザインが気に入って、プレイススウィングに決めました!」と、言われることが多くなりました。
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右側の壁が広いのもあり、使わない時は右に寄せたいとのご希望でレールを延長。
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チト細かいとことをアップ。
上に上がる階段口の右側の壁には、このままですと壁とパネルの間には広い隙間が生じます。
パネルを設置した後に隙間を塞ぐように、床から天井まで木下地を設置してあります。
ここはパネルを吊った後から出ないとできないので、手間がかかる部分でしょうか。
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また、今回は変則的な施工方法で納めましたが、下レールのカバーも取付しました。
2連のレールには、もともとレールカバーが付いていませんが、このままですとアルミの金属でがむき出しで危ないので、1連のレールカバーを当方で加工して取付しました。
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右端に寄せるとパネルはこのように納まります。
レールの延長はオプション(有料)になります。
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パネルを寄せる位置も、この位置で留まるようにセットします。
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いかがでしょうか。
レールを延長することによって、このような納め方もでき、使い勝手もアップしますね。

製品はきちんと閉まる通常のドアではなく、間仕切りの「引戸」。
空間を簡単に広げたり仕切ったりする簡易型の仕切りになります。

タチカワブラインドの間仕切り「プレイススウィング」は、上レール、パネル、下レールと、とても簡単な部材のみで構成されています。

ドアのような機能もなく鍵もついていません。
が、かえって一体化していないので、施工も応用がきいて使い勝手もよろしいかと。


製品情報
タチカワブラインド
間仕切り
プレイススウィング「引戸」
パネルデザイン:D‐11 クリアー
フレームカラー:PL‐807 マットブラック
レールカラー:ブラック(上) モダンシルバー(下)
採光窓:アクリル板
壁面カマチ付

ご相談・お問い合わせは「こだわり岡田の間仕切り.com】へ。

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